2017年が始まりあっという間に日常が戻っています。今年もまた1つ年を取りますが、いつまでも健康で美しくキレイな女性でいることを目指し、ダイエットやアンチエイジング、美肌、大人のスキンケアについて今年も探求しお伝えしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、年末年始は、会社、友人、家族とともに忘年会や新年会と外食をすることが多く、ついつい食べ過ぎてしまいますが、つい先日、私が食べたランチがこれです。
近頃は健康志向も相まってメニューでご飯の種類を選べるお店も多数あります。白米、黒米、雑穀米、玄米などなどお米の種類も豊富になっています。
今回私が選んだご飯は黒米ですが、黒米は、非常に栄養効果が高いということはご存知でしょうか。
特にアンチエイジングや美肌になる美容効果と目に良いとか血糖値の上昇を抑制したりなど健康効果も抜群とされ、注目のお米です。
そこで今回は、黒米についての美容と健康効果、美味しい炊き方など書いてみようと思います。
黒米とはどんな米なの?
古代米の一種である黒米。歴史は古く中国の漢の時代に発見され、発見した人物が出世街道を歩んだことから黒米は出世米と呼ばれ、皇帝たちにも好まれていました。
また世界三大美女の一人と言われる楊貴妃も黒米の美容効果を期待し、食していたそうです。
そんな黒米は、白米よりも美容栄養効果が抜きん出て優れています。
カロリーは白米より低く、たんぱく質は1.5倍、ビタミンB1は約5倍、ビタミンB2は約4倍、ナイアシンは約9倍、カルシウムは約2倍、食物繊維は約6倍、しかも白米には含まれていない、抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれている点でも黒米は、豊富な栄養素が含まれているのです。
では、注目の美容効果と健康効果とはいったい何のか?
黒米の美容とダイエットに効く3つの優れた効果
アンチエイジングと美白に効果
米の黒色は、アントシアニンの成分紫色の色素ですが、これは活性酵素を取り除く働きがあり、コラーゲンやヒアルロン酸の減少を抑えてくれるので、お肌の老化を防ぎ、若々しい肌を保つことができます。また、ストレスや紫外線によって発生するくすみやシミの原因となるメラニンの生成を予防してくれるので、美白効果もあるのです。
便秘改善でダイエット効果
黒米には白米の約6倍の食物繊維が含まれています。しかも黒米の食物繊維は不溶性と水溶性の両方がバランスよく含まれているので、腸内環境を整えてお通じが良くなり、老廃物の排出を促してくれます。また白米よりも10kcalほどカロリーが低いので、ダイエット中でも食べれる貴重な食材と言えます。
美髪・爪の健康効果
黒米にはビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。白米と比較すると、ビタミンB1は約5倍、ビタミンB2は約4倍も含有しているので、頭皮や毛髪の乾燥、抜け毛を防いでくれ、また髪の成長に必要なたんぱく質も1.5倍も含まれているので、美髪にもなれます。
黒米の優れた3つの健康効果
目の働きに効果
美容効果でも注目のアントシアニンという成分は、疲れ目改善や眼病予防に効果もあるのです。アントシアニンは活性酵素を抑制する働きがあり、お肌の老化だけなく老眼、白内障、緑内障の目の老化も予防してくれます。また、アントシアニンには血行促進効果があり、目の血行不良からくる目のかすみや疲れにも即効性があります。
糖尿病予防に効果
白米はカロリーが高く、血糖値が上がりやすいので糖尿病の方は白米の摂取を控えることが多いですが、黒米は、糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑制する効果があります。さらに黒米にはカリウムやリンといったミネラルが豊富に含まれており、ミネラルは糖の代謝を助ける働きがるので、血糖値の上昇を抑える効果もあります。
胃腸を丈夫にする効果
黒米はもともと滋養強壮に効果があるとされ中国では薬膳とされているほどです。
この滋養強壮効果により、胃腸の働きを活発にし、消化を助けながら栄養素の吸収をアップしてくれるので、体調の悪いときなどに食べると、体調回復を早めてくれます。
黒米の美味しい炊き方
黒米は、白米と混ぜて炊くこと基本の炊き方ですが、いくつか注意点がありますので、参考にしてみてください。
黒米は、白米に比べ水を吸収するのに時間がかかります。
白米と同時間で炊くと、黒米に芯が残ってしまいますので、黒米は白米と一緒にせず、黒米だけ水に付けて先に吸水しておく。1日置いてもよいくらいですが、時間がないので、熱湯に1時間つけておくと柔らかい出来上がりになります。
白米と黒米を一緒に洗うと、黒米の色が流れてしまい、出来上がりが薄い色になります。
黒米は汚れを軽く落とすくらいで水ですすぎ、付けておいた水も一緒に白米と混ぜて炊くようにすると、見た目の色味も赤くきれいに炊きあがります。
分量:白米10:黒米1 (白米2合:黒米大さじ1)の割合
1.それぞれの分量を量る。
2.黒米を水で軽く洗い、熱湯で1時間浸す。
(固めが好きな方は、水に30分~1時間ほど浸す。)
3.白米を研ぎ、水に浸しておく。やや水を控えてもOK。
4.黒米と浸した水、白米とやや控えた分量の水を混ぜて、炊飯器のスイッチを入れて、出来上がり。
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